免許の色には3種類ある!その違いを徹底解説!

   

免許の色には3種類ある!その違いを徹底解説!

私事ですが、先日、運転免許を取得しました。

有効期限の帯の色を見てみると・・・・・・グリーンでした。

一方、親の免許の帯の色はゴールドでした。

この違いは何なのでしょうか?

今回は免許証の3種類の色について調べていきたいと思います。

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グリーン免許

初めて免許を取得すると、帯の色は「グリーン」になります。

私は、先日に初めて免許を取ったのでこの色になっている、という訳ですね。

初回交付時のみなので、一度でも更新するとグリーン免許になることはありません。

有効期限は3年間です。しかし、有効期限前に上位の免許を取ると次のブルー免許に変わります。

上位免許というのは、たとえば普通免許に対する準中型免許や中型免許、大型免許などを指します。

中型免許は、普通免許取得から2年以上経過すれば取得可能ですからこのようなことが起こりえる、ということですね。

ゴールド免許

ゴールド免許というのは、次の条件を達成している運転者が持てる免許のことです。

・運転免許証の有効期間が満了する日の前5年間、無事故・無違反の優良運転者

これを満たし、免許更新または新規取得をした場合にのみ交付されます。

もちろん、うっかり有効期限を忘れて更新し忘れると、ゴールド免許は交付されないので注意しましょう。

私が通っていた教習所の教官の話によると、大体免許所持者の半分が「ゴールド免許」なんだそうです。

しかし、それにはあるカラクリがあり、実はゴールド免許者の6割くらいが、そもそも自動車を運転しない、いわゆる「ペーパードライバー」なんだそうです。

ですから頻繁に運転する人がゴールド免許だと、素直にすごい、ということですね。

ゴールド免許には様々な特典があります。

優良運転者の特典

更新時の講習時間が30分で済む

優良運転者でない(ブルー免許)の方々は、1~2時間の講習を受けなければならないのに対し、30分と短時間で済みます。

更新費用が若干安くなる

優良運転者の更新費用は3,000円で、これはブルー免許の3,300円(初回更新者と違反運転者は3,850円)よりも300~850円安くなります

更新手続きが楽になる

都道府県によっても異なりますが、運転免許センターへ行かなければならなかったりするブルー免許の方々に比べ、近くの警察署で更新の手続きができる場合があるゴールド免許の人たちの方が簡単に更新できます。

有効期限が5年

高齢者(70歳以上)を除き、ゴールド免許の有効期限は5年と、他の免許(3~5年)に比べ最長です。

その分、更新費用が浮いたり、いちいち試験場や警察署に行く回数が減るので楽ですね。

ゴールド免許割引がある

5年間、無事故無違反の優良運転者は保険会社にとっても「優良顧客」です(保険料を支払う可能性が低いから)。

よって、保険会社によってはゴールド免許の人に対し、何らかの割引が得られることもあります。

このように、ゴールド免許には様々なメリットがありますので、出来れば狙いたいですね。

ブルー免許

グリーン免許でも、ゴールド免許でもない方は全てこのブルー免許になります。

具体的にはブルー免許の人たちは次の3つに区分されます。

一般運転者
違反運転者
初回更新者

一つずつ見ていきましょう。

一般運転者

・運転免許歴5年以上
・過去5年間に軽微な違反が1回のみの方

この2つの条件を満たす運転者のことを「一般運転者」と言います。

ここでの「軽微な違反」とは「3点以下の違反」のことを指します。

軽微な違反に当てはまるもの
・信号無視(2点)
・追越し違反(2点)
・踏切不停止等(2点)
・携帯電話使用等(1~2点)
・合図不履行(1点)
・30km/h(高速は40km/h)未満の速度超過(1~3点)
などなど

これらの違反を1度だけ行ってしまい、警察に切符を切られてしまうと、この一般運転者に区分されます。

色はブルーですが、有効期限は5年(高齢者除く)であったりと、ゴールドほどではないにしてもちょっとだけ優遇されています。

違反運転者

過去5年間に軽微な違反1回を除く違反等がある方はこの違反運転者に区分されます。

具体的には、
軽微な違反を2回以上
4点以上の違反を行う

が該当します。

4点以上の違反の例
・30km/h(高速は40km/h)~50km/hの速度超過(6点)
・無免許運転(25点)
・酒気帯び状態で軽微な違反を犯す(14or25点)
・交通事故(付加点数が付与される)
など

残念ながらこれらに該当してしまった方は有効期限は3年間で、2時間の講習を受けなければなりません。

出来れば、この状態にはならないようにしたいところですね。

初回更新者

・運転免許歴5年未満
・過去5年間に軽微な違反が1回以下の方

グリーン免許を更新すると、普通はこの初回更新者の条件に該当します(ただし違反運転者の条件を満たす場合はそちらが優先)。

ゴールドは5年間無事故無違反ですから、グリーンの状態で無事故無違反でも有効期限の関係から足りませんのでブルー免許になります。

有効期限は3年間、講習時間は2時間です。

ずっと無事故無違反だった場合、最短で

グリーン(初回取得時)→ブルー(初回更新時)→ゴールド(2回目更新時)と、2回目の更新でゴールド免許になります。

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まとめ

これらのことを表にまとめるとこんな感じです。

免許の色運転者区分条件有効期限講習時間
グリーン初めて運転免許を取得したとき3年
ブルー一般運転者5年間で軽微な違反1回のみ5年1時間
ブルー違反運転者5年間で軽微な違反2回以上or4点以上の違反あり3年2時間
ブルー初回更新者免許歴5年未満かつ軽微な違反1回以下3年2時間
ゴールド優良運転者5年間無事故無違反5年30分

出来れば、特典の多いゴールド免許を目指していきたいですね。

私も安全運転でゴールド免許を取得して、それを維持し続けたいと思いました。

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