MARCHという大学群で順位を決めるとしたら?
2018/04/03

明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の5大学からなる難関私立大学をまとめた大学群、それがMARCHです。
このMARCHに順位を付けるとしたら、どのような序列になるのでしょうか?
ここでは、偏差値や知名度、就職など様々な観点から、MARCHを見ていきたいと思います。
スポンサーリンク偏差値としてのランキング
まず、偏差値としてのMARCHを見ていきたいと思います。
とはいえ、MARCHには中央大学法学部のような看板学部から、いわゆる穴場学部といった学部まで、学部によって偏差値に大きな差があります。
ということで、ここでは大学内での最高偏差値同士の比較、最低偏差値同士の比較、及び全学部の平均値での比較を行うことにしました。
※今回は、世の中に出回っている様々な偏差値サイトから、東進のものを採用しました。
最高偏差値ランキング
1位:中央大学:76
2位:立教大学:74
3位:明治大学:73
3位:青山学院大学:73
3位:法政大学:73
最高偏差値を比較すると以上のような結果になりました。
やはり大方の予想通り、中央大学の法学部はMARCHの中で頭一つ抜けているようです。
他の看板学部に関しては、大体MARCHならどこでもあまり変わらないようです。
最低偏差値ランキング
1位:立教大学:61
2位:明治大学:58
3位:中央大学:57
4位:青山学院大学:56
5位:法政大学:55
一番学部の中で偏差値の低い学部で比較するとこのような感じです。立教大学は唯一60未満の学部がありません。
とはいえ、明治も58が2つあるだけでそれ以外は60以上であることから、全体的に難易度が高い大学と言えるでしょう。
それ以外の3つの大学は50後半の学部もいくつかみられ、MARCHの割に入りやすい学部がいくつかあります。
それについてはこちらをどうぞ。
平均値ランキング
最後に平均値でMARCHの5大学を比較してみます。
1位:立教大学:68.1
2位:明治大学:66.4
3位:青山学院大学:65.9
4位:中央大学:65.5
5位:法政大学:63.3
このようになりました。東進の偏差値では、立教大学の偏差値が高く出るようです。
その次に明治大学、青山学院大学、中央大学と続き、一番簡単なのが法政大学、となります。
まとめ
以下、これらを総合してまとめると、こんな序列になりそうです。
立教>明治≧青山≧中央>法政
立教大学と明治大学が偏差値としては双璧を成す感じで、青山学院大学や中央大学は看板学部で勝負し、その一歩下くらいに法政大学が想像できますね。
もっとも、偏差値によるランキングには以下のような問題点もあるのも事実です。
機関によって偏差値が違う
ここでは東進の偏差値を採用しましたが、他にも河合やベネッセなども偏差値を載せていますし、また「偏差値 ランキング」で調べると他にも様々な偏差値のサイトを発見できます。
それによるとまたこの序列が変わってしまう可能性もあります。
たとえば、こちらのサイト(http://hensachi.jp/)。
こちらを用いて偏差値の平均値を求めると
1位:立教大学:64.3
2位:明治大学:64.2
3位:中央大学:63.0
4位:青山学院大学:62.8
5位:法政大学:60.1
と、序列的には
明治=立教≧青山学院=中央≧法政
くらいになります。
まあいずれにしろ、明治立教≧青山中央≧法政、な傾向は変わりませんが。
またこれも問題となります。
偏差値の操作
実は、偏差値というのはある程度操作ができます。
たとえば、
定員を減らすことで入試のハードルを上げることが出来ます。足りない分は内部進学や推薦入試などの偏差値という数字が入りにくいところで確保するのです。
また科目数を減らすことで倍率を高めたり、その教科だけ得意、という人を集めたり、センター利用試験でも偏差値を高めることが出来ます。
特に一般入試に加え、AOや推薦入試、少数の教科による入試など、入試制度が国公立よりも充実している私立大学では、偏差値がちょっとしたことで揺れ動いてしまうのだ。
他にも、理系と文系の学生層の違いなど、偏差値は絶対的な数字でないことには常に留意してもらいたい。
知名度ランキング
知名度で見てみるとどうでしょうか。
これについては、あまり良いソースがみつからず、知恵袋などでも個人の印象で序列を決めている感じなのであまり当てにならないかもしれません。
ただ、こちら(https://shingakunet.com/rnet/column/brand_column/03.html)を参考に、総合的には知名度はこんな感じになると思います。
青山学院=明治≧法政=立教=中央
ただ、あまり大きな差は無く、ランキングにするほどでも無いかもしれません。
また大学の評価は知名度で決まるものでもありません。
どれも知名度としては文理共にある総合的な関東の難関私立大学の大学群として、またスポーツや芸能人から関東圏を中心に有名だと思います。
ただ、大学が関東にあるが故に、関西の方にとってはあまり馴染みはないかもしれません。
というのも、関西は関西で、MARCHに相当する大学群、「関関同立」がありますから、そちらの方が有名かもしれませんね。
人気の大学ランキング
MARCHの大学はどれも人気なことで知られます。
こちらの、東洋経済オンラインの「生徒に人気の大学」トップ100ランキングによりますと、
1位:明治大学
(2位:早稲田大学)
3位:青山学院大学
(4位:慶應義塾大学)
5位:立教大学
6位:法政大学
29位:中央大学
とMARCHでは中央大学以外の4大学で、トップ10入りと果たしています。
やはり立地や知名度、偏差値やイメージなどが要因とみられます。
また青山学院大学に関しては駅伝の効果もあるかもしれませんね。
スポンサーリンクMARCHの就職について
学生にとってやはり気になるのは大学卒業後のことではないでしょうか。
ちゃんとした企業に就職できるか、といった不安は学生なら誰もが抱えるものです。
その時、大学が就職に力を入れている大学なら、とても心強いかもしれません。
東洋経済オンラインの「「就職に力を入れている大学」ランキング100」によりますと、
明治大学は7年連続ランキング1位という快挙を成し遂げていることが判明しました。これはすごいですね。
確かに明治大学の人気の理由も分かる気がします。
他のMARCHの大学も見てみましょう。
1位:明治大学
(2位;金沢工業大学)
3位:法政大学
8位;中央大学
13位:青山学院大学
16位:立教大学
MARCHの大学は全て20位以内に入っていました。
ただし、このランキングはあくまでも「就職に力を入れている」というだけで、結局大企業に就職できるかは、個人の力が試される訳ですので、ご注意ください。
まとめ
ここでは、偏差値と知名度、就職など、様々な観点からMARCHの順位を考えてみました。
やはり総合的に考えて、MARCHとしては、明治がトップで、その後立教・青山学院・中央・法政が分野ごとに順位が変わる感じですかね。
偏差値の観点からすれば立教大学、法学部などの看板学部に関しては中央大学、知名度や人気としては青山学院大学、就職に力を入れている法政大学。
と、MARCHの大学ごとに得意分野がある、といった感じですね。
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