家庭教師の個人契約の相場はいくらが妥当?
2017/09/21

個人契約と仲介会社に頼む契約
家庭教師になるには、トライなどの家庭教師センターに登録するタイプの他に、個人で契約する「個人契約」というものもあります。
ちなみに私は、前者です。
スポンサーリンク個人契約の時給の相場は?
小学生の補習授業なら、相場は1500~1800円です。
ただし、これが補習授業ではなく、中学受験対策なら話は別です。3000~4000円、最難関レベルなら5000、6000円もあり得る程度に跳ね上がります。
恐らく、中学受験対策ならば、保護者も条件として「中学受験経験者」というを入れてくると思うので、私のような公立中学生には無理だと思います(笑)
まあ、こちらは中学受験の難易度にもよると思いますが・・・・・・。
中学生の補習授業なら、まあ2000~2500円くらいでしょうか。もう少し昔なら高くても良かったのですが、最近は相場がだんだん下がりつつあり(家庭教師の個人契約サイトの充実などにより)、仲介業者にやや有利程度の値段になっています。
高校受験の場合は、中堅校なら2000~3000円程度、難関校の場合は2500~4000円程度ですね。
もっとも、高校受験なら、時給はあまり変わらない代わりに日数や時間が増えると思いますので、実際月あたりの給料は増えます。
具体的には中2(中3の7月)あたりまでは週1・1.5時間ペースであっても、そこからは週2・2時間とかは良くあることです。
高校生となると、難易度も上がりそれに伴いなり手も減っていくので、給料もやや高くなり、2500~3500円、受験生は+500~1000円(+授業時間増量)というところが多いのではないでしょうか?
時間は、1.5~2時間が基本で、受験生や長期休暇だと時間は延びる傾向にあります。また日数は週1(週2)をベースに、やはりこれも受験生や長期休暇だと増える、って感じですかね。
実際は、継続の場合は時給が増えるというよりも日数や時間が増えて、結果的に多くの給料を貰える、といった所でしょうか。
個人契約のメリット・デメリット
メリットは以下の3つが主にあります。
一つ目はやはり会社の仲介がないので、時給が高くなりやすいです。
教師が貰える時給の相場は登録制に比べ、だいたい1.2~1.5倍くらいと言われています。
二つ目として会社の場合、報告書などを書く必要があり、ある程度指導の幅が制限される(指定の教材を使え、とか)のに対し、個人ではそういうことはありませんので、指導の幅が広がります。自由になります。
三つ目として、登録の場合は、希望くらいは伝えることができかもしれませんが、基本的に受けるか受けないかの二択です。自由に生徒をこちらから選ぶことはできないのに対し、個人契約はサイトに登録してある生徒の中から選択することができます。
デメリットは以下の3つです。
一つ目は前にも述べましたが、「自己責任」です。
トラブルにあっても、誰も助けてくれません。
もしいわゆるモンスターペアレントに当たってしまうと地獄です。
二つ目は「辞めにくい」です。
もちろん契約内容にもよりますが、会社だと代理の家庭教師を派遣、とかできますが、そうはいかないケースが多いです。
そして、三つ目ですが、これが最大のデメリットで、「生徒が見つからない」です。
少子化も影響しているのかわかりませんが、どちらかというと供給過剰であり、また生徒の保護者側の希望時給と教師側の希望時給が離れてしまっているのも原因でしょう。また、生徒の保護者側の条件が厳しかったり(5教科全部週1(2時間)など)や、家庭教師側の条件が厳しかったり、条件が合っても距離の問題があったりして、なかなか見つかりません。
契約の重要性
教師側としても、保護者側としても、これは契約ですので、後々トラブルが起きないよう、しっかり書面にて契約を交わすべきだと思います。
そして、不明なところが発生したならば、面倒かもしれませんが、それも含めて新たに契約に加えるようにしましょう。
特にお金に関する項目に関しては、齟齬が起きないように十分注意するべきです。
まとめ
もし、あなたが初心者(家庭教師が、もしくは個人で契約を結ぶのが)ならば、個人契約は避けた方が無難です。
損をしたり、トラブルの元になったりしやすいからです。
個人契約は他の後ろ盾がないので、トラブルになったときに、誰も助けてくれないケースがあります。
ですが、もしあなたが家庭教師の経験があり、センターの仲介料などの手数料が煩わしい、と感じているならば、個人契約もありと言えるでしょう。
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