履歴書の学歴・職歴欄で差を付けろ!

      2019/09/10

履歴書の学歴・職歴欄で差を付けろ!

履歴書の学歴・職歴欄、侮るべからず

履歴書には必ず学歴・職歴を書く欄があります。ついつい後ろの資格・趣味・志望動機・自己PRに目が行きがちですが、実は学歴・職歴の欄も意外に差が付くところなのです。

というのもバランスですね、バランス。後ろの方は気合い入れて書いたとしても、学歴・職歴のところが適当だと、適当な部分が浮かび上がるわけで、意外に採用担当者さんサイドにはわかってしまうのですね。

ただ羅列するだけ、でなく気合いを入れてしっかりと書き込んでいきましょう。

1503930774496.jpg

学歴の書き方

学歴についてですが、
まず一行目に『学歴』と中央に書きます。

このとき、「学 歴」のように学と歴の間を少し空けるとバランスが良いです。

二行目から自身の学歴について書いていきますが、

もしあなたが大学在学中や就活中ならば中学校卒業から書きましょう。

既卒者なら中学校卒業から書いても、高校から書いてもどちらでも良いです。

このとき、学校名は省略せず(同、〃などを使わず、という意味です)に正式名称で書きましょう。そして「高校」ではなく、「高等学校」と書きましょう。

「私立」の記載についてはこちらの記事→履歴書の学歴欄で、「私立」は必要か?

が詳しいですが、基本的には中高は「私立」を付けるのが一般的です。○○学園や学校法人はなくてかまいません。

また、元号についてですが、これは誕生日に和暦で書いたか西暦で書いたかによります。

というのも、元号はどちらかに統一さえしていれば西暦でも和暦でもどちらでも良いとされています。

職歴の書き方1:(株)と略さない!

続いて職歴ですが、

もちろん時系列に書くのはもちろんですが、企業名は○○商業(株)などと略さず、「○○商業株式会社」のように正式名称で書きましょう。もし会社のHPに旧字体(國など)があるなら、その通りに書かないといけません。

部署名は任意です。応募先の仕事と全く関係のない部署に勤めていたのならば不要ですし、密接に関わるようなら書いてもかまいません。

職歴の書き方2:アルバイトを書くべきか否か?

アルバイトの経験を書くべきかどうかですが、これはその人によります。

一般的には、アルバイトは『職歴』とみなさないところが多いです。

まず、学生の場合。

この場合は原則不要です。どうしてもアルバイトの経験を書きたいならば、職歴ではなく自己PRなどに書きましょう。

ということで、一般的には、学歴を最後まで書いた次の行に、『職 歴』、その次の行の中央に『なし』、次の行の右端に『以上』と書いて終わりです。

スポンサーリンク


そうでなくて転職者などの場合。

やはり書かなくてもいいです。ただ、書かないことで長期の空白期間が出来てしまい見栄えが悪くなるときは書いても良いです(ただし、アルバイトであることを明記する必要がある)

また、長期(目安として最低でも1年は欲しいところ)のバイトや、仕事と関係ありそうなバイトの場合は書いても大丈夫です。

ちなみに、正社員を狙っていない(バイトなど)場合はそこまで神経質に考える必要はありません。

このとき大切なのは「バランス」です。採用担当者に「この履歴書、バランスが悪いな」と思われないようにアルバイトは調整しましょう。

嘘はいけませんが、バイトは職歴とは見なされないので、短期のバイトを省いたところで経歴詐称とはみなされません(派遣や正社員として勤務した場合は勝手に除くと経歴詐称と見なされるでしょうが)。

職歴の書き方3:雇用形態は絶対明記!

特に「派遣社員」、「出向」「アルバイト」の場合は必ずそのことを括弧書きでもいいので書きましょう。

○○株式会社に派遣登録
株式会社△△(派遣社員)

××株式会社
××株式会社の子会社である□□株式会社に出向

株式会社☆☆(アルバイト)

こんな感じですね。

そうしないとアルバイトや派遣なのに正社員かと無駄な誤解をされてしまう恐れがありますからね。

もちろん察してくれる人もいると思いますが、そうでない方だと厄介なことになりかねません。

スポンサーリンク


職歴の書き方4:仕事内容は書く欄に応じて

特に履歴書では、仕事内容や昇格などに関しては問われていません。

仕事内容などは、履歴書ではなく、職務経歴書に書くのが普通です。

もし、職務経歴書の提出を求められてないとしても、そちらに仕事内容などの詳しい経歴を載せることでアピールになるでしょう。

ただし、仕事内容を抜きにすると学歴・職歴欄の空白が目立ち、あまり見栄えが良くないようなら、簡単に仕事内容を述べてもかまいません。

また、会社が提出書類を指定してきて、職務経歴書を提出しない場合でも、簡潔に述べてもらってもかまいません。

後は、前職までの仕事内容が応募先の会社の仕事内容に密接に関わっているならば、アピールポイントして書いても良いかもしれません(職務経歴書に書くなら不要ですが)

職歴の書き方5:退職に関する文はテンプレ一行で!

退職はたった一文で済ませましょう。

「一身上の都合により退職」

これでOKです。詳しい退職理由に関しては職務経歴書に書きます(職務経歴書がない場合は面接で聞かれれば正直に答えればOKです)

これ以上余計な文を載せる必要はどこにもありません。

職歴の書き方6:締めの言葉:「現在に至る」「以上」

最後の職歴を書き終えたら、その一行下に左詰めで「現在に至る」、一行下げて右詰めで「以上」と書いて終わりです。

1503930774496.jpg

職歴で差を付けろ!

コーナーで差を付けろ!ではありませんが、意外と見落としがち、というかあまり気にしてないのが学歴・職歴欄だと思います。

ここでバランスの良い履歴書を作るように心がけると良いと思います。

多分。(まあ学生の人だと職歴:なしで終わるのですがね・・・)

 - 履歴書

グロースファクター