Z会の添削者募集で貰える報酬は一体何円!?
2017/09/21
Z会にとっての添削
Z会にとって十八番とも言えるべきなのは添削指導でしょう。
浪人生など、あまり先生などが頼れない人にとって作文や英文解釈などで通信添削してもらうのとしてもらわないのとでは大きな違いが生まれると思います。
そのZ会ですが、実は時期によって添削者を募集しているのはご存じでしょうか。
2017/09/18現在では、小学生コース・小学生タブレットコース(担任指導者制)と、模試答案採点業務の募集を行っています。
Z会の添削者になるには?
Z会の添削者になるためにはまずWEBや新聞などで募集しているタイミングで応募する必要があります。
それで応募できたら、次に待っているのは書類による審査です。
学歴(最終学歴のみ)、職歴、教職の有無等、自己PRなどで自分をアピールします。
無事それに通過できたら、今度は筆記試験と模擬的な添削を行い、さらにふるいにかけます。
もちろん、あの”Z会”の添削指導をあたるわけですので、難易度は高いです。
Z会自体がハイレベルな、大学受験なら東大や京大と言った超難関・難関国公立、小学生でも難関中学や中高一貫校などを志望する生徒をターゲットにしているからです。
逆にいえば、その程度の問題すら解けないようだと、Z会の添削者になる資格はない、ということですね。
まあそうでないと、Z会の十八番に傷がつくことになりますし、Z会が詐欺みたいになってしまいますからね。
さらに模擬添削試験もあります。出来る人から出来ない人までいますので、それを想定した解答の添削を行うことになります。
もちろん解答の内容をただ写して書くだけではダメで、その生徒のレベルに応じて、丁寧に添削に当たる必要があります。
また、字も丁寧に書かないと読み取れませんのでダメです。
ということなので結構大変です。
それを完成させ、送り返して、合格すれば晴れてZ会の添削者になれます。
スポンサーリンクZ会の添削者って稼げるの?
実際のところを言いますと、あまり収入を当てにするのは辞めた方がいいでしょう。
理由をざっと言いますと、
- いわゆるアルバイト・パート的契約ではない。
- 委託業務のようなことになりますので、最低賃金(時給800円)とかは適用されない。
添削者のほとんどは勉強や添削、教育や指導に興味関心があり、添削にやりがいを持っている方々です。
お金よりもやりがいで生きている感じです。
ですから、割に合わないとかはあまり思わないそうです。
逆にお金を稼ぎたいならば、正直バイトやパートの方が稼げます。
これは在宅の宿命といっても仕方ないのかもしれません。
ですから、学生やフリーターなど、体の自由が利く人は、添削はおすすめしません。
もしあなたが、教育に関係した仕事をしたい、または自分の学力を生かしたいなら、家庭教師や塾講師をおすすめします)。
家庭教師についてはこちらの記事が詳しいです。
→家庭教師バイトに必要な学力は?
→大学生の家庭教師バイトの大変なところ
→家庭教師の個人契約の相場はいくらが妥当?
おすすめできるのは、子育て主婦などの「家から離れるのが難しく、在宅で何か良い仕事はないか」人向けです。
在宅ワークの中では稼げます。内職だと、作業量に見合わない報酬量しか受け取れません。
また、副業向けでもあります。添削を本業にしようと思っている方もいらっしゃると思いますが、よっぽどのことがない限り、あまりおすすめできません。
報酬額もそうですし、仕事が「不定期」というのもあります。
添削の仕事は、
来るときは来ますが、来ないときは来ません。
模試が近い時は多く仕事が来ますが、閑散期みたいな期間もあり、添削は時給何円ではなく成果給ですので、給料も不安定になってしまいます。
ですので、本業として何かを用意されて、副業としてやるのが一番良いです。今はクラウドソーシングサイトもあり、そちらもとっても熱いです。
添削の閑散期にはこちらをやってみるのも良いんじゃないかな、と個人的には思います。
添削 vs.他の在宅ワーク
クラウドソーシングは、こちらの記事が詳しいです。
データ入力や記事作成といった仕事もあります。
これらの仕事と比べた時のメリットは、
まず「仕事を探す必要がない」です。
データ入力や記事作成の仕事は、単発の仕事も多く、仕事が終わったらまた新しい仕事を探さなければなりません。
相手によっては同じデータ入力でも仕様が違っている場合もあり、それに合わせなければなりません。
それに対して添削作業は、Z会から仕事が依頼されるので、仕事を探す必要はなく、添削作業に打ち込むことが出来ます。
あと、Z会ですから「安心」ですね。
在宅ワークの中には、怪しいものもたくさんあります。先にお金を払わないといけなかったり(そういうのは詐欺の可能性があります)、報酬が不当に安かったり・・・・・・。
もちろん全ての在宅ワークがそう、という訳ではありませんが、在宅ワークをよく知らない「情弱」を釣ろうとする「詐欺師」は、残念ながらいると思います。
その分、Z会の添削は、Z会がバックに付いている分、安心と言えます。少なくとも詐欺団体ではないことは断言できますからね。
ただ逆に、添削がデメリットになり得る点も存在します。
それは、「まとまった時間を用意することが必要である」ということです。
在宅ワークは自宅で自分の好きな時間帯にやることが出来るのが良い点ですが、どんな仕事にも「納期」は存在し、どんな仕事でも、それを守ることは絶対条件としてあります。
添削作業は、10分20分の隙間時間にやるよりかは、2時間3時間のまとまった時間を用意する必要があります。
というのも、添削はデータ入力や記事作成に比べ、「作業量の割に納期が短い」のです。
3日~4日くらいとされています。しかも、主婦なら子育てや家事など、他にやるべき事があいますから、結構きついです。
どちらも共通して言えることは、
- 納期は絶対
- 仕事が不定期
- たくさんやらなければパート・アルバイトの方が稼げる可能性が高い
ってことでしょうか。
具体的な報酬額は?
難易度や試験により変化しますが、1枚あたり150円~300円くらいとされています。
それに慣れている人で2~30分、慣れていない人では1時間くらいかかるでしょうから、1枚に書けた時間で単価を割った値が時給になります。
ほとんどの人は時給800円に満たない人が多いと思います(たくさん引き受ければ別かもしれませんが)
月収はと言われると、テスト時期とそうでない時期で変化しますが、月10万以上稼ぐのは厳しく、だいたい月2~3万に収まる、頑張って月5~6万くらいになることが多いそうです。
まとめ
Z会の添削者になるためには、書類と筆記と添削の3つの関門(教科やコースによっては変わる場合もあります)を突破しなければなりませんし、また無事通ったとしても添削は正直大変だと思います。
あまりその割には収入は・・・・・・って感じですが、本当にやりがいと覚悟を持ってやれる方なら、向いていると思います。
やってみたいな、と思った方は、募集が来るのを待って見るのも良いでしょう。募集はメールで登録しておけば、お知らせメールが届くようになっていますので、ちゃんとメールを確認していれば忘れることはありません。
私個人の意見としては、添削の仕事もやりながら、他の在宅ワークを検討するのもいいと思います。
登録するのは簡単で無料、というものもたくさんありますし、一旦登録して、気になる仕事に応募してみるのも良いと思います。
→副業として在宅で行うデータ入力
どうしても添削者になりたいのなら、Z会以外にもベネッセにもあるので、そちらにも応募してみると良いのではないでしょうか?
→ベネッセの添削バイトはどんな感じ?
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